西中国山地自然史研究会 観察会
バードコールを作ってみよう

【案内文】
夏の自由研究お手伝い第三弾!
「バードコール」とは,木や金属をこすり合わせて鳥の鳴き声に似た音を出し,野鳥を誘き寄せる道具です.ただし,野外でバードコールを使うと,野鳥は侵入者がやってきたと勘違いして,ストレスを与えることになりかねないので,近頃ではどちらかというと玩具やアクセサリーとして所有することの方が多いようです.
開催日時:8月22日(日) 9:30
集合場所:八幡高原センター
準備:作業のできる服装,小刀(大きめのカッターナイフ) 等
講師:暮町昌保・山本保秀
定員数:30名人
主催:西中国山地自然史研究会
協力:高原の自然館,芸北町民文化ホール

【報告文】
夏休みも終盤を迎え,いろいろ行事も目白押しなのか今回も8人の参加にとどまりました.バードコールの材料としてナツツバキ・サクラを使用しました.最初に実演見本を見せてもらったのですが,初めて電動ドリルなどを使うのはどきどきで,上下とも中央になるようにうまく穴が開かずに,何回か作り変えたり,後ろの穴ふさぎに苦労しました.サンドペーパーで仕上げて出来上がり.竹笛は一見簡単そうですが,削りすぎてこれも何度かやり直し.仕上がりや,添えの竹の角度,息の吹き方なども子どもたちのほうが上手で良い音を鳴らしていました.竹笛2種目は,吹き口に詰める木の調節がなかなかうまくいかず(ナイフ使いに問題あり),時間もすぎて残念ながら終了しました.「何度か作るとうまく鳴る笛ができるようになります」とは山本先生の言です.[や]

まず,素材にする木を選び,適当な長さ(5cmくらい)に切る
素材として,ナツツバキ・サクラ・ナンテンなど

先生の手元を観ながら,説明を聞く
電動ドリルの動きをのぞき込む

電動ドリルに素材の木をセットして,穴をあける
木の中央に真っ直ぐにセットする.徐々におろす

穴にネジを差し込む.それらしい音がしてくる
竹を5