西中国山地自然史研究会 観察会 ゴギの観察会 |
【案内文】 サツキマスより少し遅れてゴギの産卵が始まります.前回はゴギがペアになり産卵の準備をしている姿を見ることができました.どんな環境を産卵に選ぶのか,オスとメスの行動の意味など先生の説明を聞くと,もっと観察か楽しくなります.防寒をしっかりしてお越し下さい. |
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開催日時:11月7日(土) 9:30 集合場所:八幡高原センター 準備:基本セット,双眼鏡 講師:内藤順一 定員数:30人 主催:高原の自然館,西中国山地自然史研究会 協力:高原の自然館 |
【報告文】 観察会当日はとても暖かく,久しぶりに気温が20℃近くにまでになりました.24名の参加者が八幡高原センターに集合し,観察会が始まりました.今回の講師はサツキマスの観察会に続いて,内藤先生です.最初にプロジェクターを使って,事前勉強が行われました.ゴギは日本固有亜種のイワナで,生息環境の悪化やイワナやアマゴとの交雑などにより,現在は絶滅危惧種に指定されているそうです.産卵風景が見られないかもしれないということで,先生が苦心されて撮った映像を色々見せていただき,尾ビレで器用に産卵場所を作る事や,約一時間かけて行う「舞の行動」など,ゴギの産卵行動についてよくわかりました.現地見学は,今日は見られないかもしれないとのことで自由参加になりましたが,ゴギが居ることを願って見に行くことになりました.以前産卵を見ることのできた場所をいくつか見て回りましたが,どこの場所にも姿を見つけることができず,今回は見られないかと思っていると,参加者の方が一匹のゴギを発見!その場からあまり動かず泳いでいたので,内藤先生のお話によるとエサを探しているのだろうということでした.産卵の様子を見ることができませんでしたが,ゴギの姿や餌を探している様子をじっくりと観察することができ,いい観察会となりました.[しんぽゆうすけ] 【みなさんの印象に残った物】 【参加したみなさんの感想(抜粋)】 |
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