西中国山地自然史研究会 観察会
サツキマスの産卵・キノコの観察会

【案内文】
毎年人気のある二つの観察会を,今年は同時に開催します.午前中は聖湖で育ち,柴木川を遡上してきたサツキマスとその産卵床を,午後は苅尾山麓に発生するキノコを採取・観察します.八幡の秋は天候次第でとても寒くなります.防寒対策をしっかりしてきてくださいね.
開催日時:10月13日(日) 9:00
集合場所:高原の自然館
準備:防寒着,弁当,水筒,双眼鏡,筆記用具等
講師:内藤 順一,山手 万知子
定員数:30人
主催:西中国山地自然史研究会
協力:高原の自然館,芸北町民文化ホール

【報告文】
もはや西中国山地自然史研究会の定番観察会となったサツキマスの産卵と,これまた人気のきのこの観察会を同じ日に行うということで,参加者はのべ43人になりました.午前中は,まず八幡高原センターでビデオを見ながらサケ科魚類の分類に関する説明や産卵手順の解説がありました.ちなみに,内藤先生の撮影技術はすばらしく,撮影された写真は「21世紀に残したい風景100選」にも選ばれています.屋内での解説の後は現地へ移動.ところが,極度の渇水のためサツキマスは遡上できず,現地で確認することはできませんでした(残念).昼食をはさんで,午後からはキノコの観察会です.こちらも日照りで厳しいかと思いましたが,地元の方の協力もあって,たくさんのキノコが集まりました.同定して頂いたキノコ一覧はアミタケ,ベニタケsp.,カバイロツルタケ,ニガクリタケ,ツヤウチワタケ,チシオタケ,ミイロアミタケ,カベンタケモドキ,シロナメツムタケ,スギヒラタケ,ホテイシメジ,アシグロタケ,ヌメリイグチ,ハナイグチ,ドクツルタケ,ナラタケ,クサウラベニタケ,キチチタケ,チョウジチチタケ,チャナメツムタケ,シロカイメンタケ,フウセンタケモドキ,ハツタケの23種です.

八幡高原センターにてサツキマスの産卵について,内藤先生の説明.
ビデオで産卵シーンを観る.

毎年繁殖実績のある柴木川のポイント.
今年は水量が少ないため,遡上が確認されなかった.

産卵床の説明など.
一生懸命探すけど・・・いない.

サツキマスが泳いでいてもまだ,準備中.
もう一つの観察ポイントに移動するも,やはりいない.

内藤先生のこれまでのエピソードを聞くのがまたおもしろい.
よくばりで行こうの第二部.キノコ編.

山手先生の説明を聞いて.
登山道入り口より,いざ.

ガマズミの実.
キノコの撮影 ではない.

エゾユズリハの実.
ミヤマシキミの実.

エゾユズリハの全体.
登山道を進む.

ササの下にも小さなキノコが….
いっぱい採れるといいのですが.

さあ,収穫の結果は?それぞれが成果を披露.
似ているものを集めて,山手先生に解説していただいた.


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