【報告文】
もはや西中国山地自然史研究会の定番観察会となったサツキマスの産卵と,これまた人気のきのこの観察会を同じ日に行うということで,参加者はのべ43人になりました.午前中は,まず八幡高原センターでビデオを見ながらサケ科魚類の分類に関する説明や産卵手順の解説がありました.ちなみに,内藤先生の撮影技術はすばらしく,撮影された写真は「21世紀に残したい風景100選」にも選ばれています.屋内での解説の後は現地へ移動.ところが,極度の渇水のためサツキマスは遡上できず,現地で確認することはできませんでした(残念).昼食をはさんで,午後からはキノコの観察会です.こちらも日照りで厳しいかと思いましたが,地元の方の協力もあって,たくさんのキノコが集まりました.同定して頂いたキノコ一覧はアミタケ,ベニタケsp.,カバイロツルタケ,ニガクリタケ,ツヤウチワタケ,チシオタケ,ミイロアミタケ,カベンタケモドキ,シロナメツムタケ,スギヒラタケ,ホテイシメジ,アシグロタケ,ヌメリイグチ,ハナイグチ,ドクツルタケ,ナラタケ,クサウラベニタケ,キチチタケ,チョウジチチタケ,チャナメツムタケ,シロカイメンタケ,フウセンタケモドキ,ハツタケの23種です. |