西中国山地自然史研究会 観察会
木の実と冬芽の観察会

【案内文】
苅尾山の木々も色づきはじめ,いよいよ冬がすぐそこまでやってきました.今回は,午前中に木の実や冬芽などの植物を,午後には冬に渡ってくる鳥を観察します.寒さ対策をしっかりしてきて下さい.
開催日時:11月9日(日) 10:00
集合場所:高原の自然館
準備:山を歩ける服装,双眼鏡,防寒用具,雨具,筆記用具,ルーペ,弁当等 かりお茶屋もご利用いただけます
講師:斉藤隆登
定員数:30名人
主催:西中国山地自然史研究会
協力:高原の自然館,芸北町民文化ホール

【報告文】
すっかり冬景色の八幡高原で2003年最後の観察会が行われました.今回は冬鳥・木の実・冬芽とよくばりな内容で,時間も昼食をはさんでたっぷりと時間をとりました.それでも次々と現れる鳥,見始めるときりがない冬芽に時間を忘れるほどでした(事務が時間を忘れてはいけないのですが・・・).鳥では猛禽類のハイタカ,キレンジャク,ヒレンジャクなどの珍しい鳥をはじめ,アトリ,カシラダカなど草原を利用する鳥を観察しました.冬芽の方は,ホオノキ,コバノミツバツツジ,イワガラミなどの冬芽をはじめ,ヤマボウシの枝ののばし方など興味深いお話を聞くことができました.寒空の下,28人が参加した観察会が終わるのを待っていたように,ちょうど雨がふりはじめました.
(今回の観察会では,当日のスケジュールが予告したものと変更になりました.ご迷惑をおかけしたことをお詫び致します.)[し]

高原の自然館のすぐ前で観察会はヒートアップ
デュエット観察

今年はキレンジャク・ヒレンジャク混交の群れが見られました
上野先生,図鑑を使っての解説

カワラヒワにみんなの視線が集中
鳥の方からみるとこんなです

たしかにノイバラの実が食べられている
昼食をはさんで,午後からは冬芽の観察

午後からは真剣にメモを取る姿が目立ちました
身振り手振りを使っての斉藤先生の説明

ナツツバキの冬芽は,なぜか一枚はがれる
イワガラミの冬芽は紫色.葉痕(ようこん,葉の落ちた痕)の緑とあいまってキレイ

なぜか土の上を這っていたイモリ.カワイイ
葉をすっかり落として明るくなった林内での観察会でした


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