西中国山地自然史研究会 観察会
木の実と冬芽の観察会

【案内文】
紅葉が終わった後,植物はもう来年の春の準備を済ませています.春の新芽が詰まった冬芽は,ひょっとすると葉以上に特徴的なのかもしれません.今回の観察会では,葉も花も無い植物の観察会です.しっかり厚着をしてきてください.鳥の観察会に引き続いて行います.
開催日時:11月7日(日) 9:30
集合場所:高原の自然館
準備:防寒着,雨具,図鑑,メモ,おやつ 等
講師:斎藤 隆登
定員数:30人
主催:西中国山地自然史研究会
協力:高原の自然館,芸北町民文化ホール

【報告文】
冬鳥より引き続きの参加者,新規参加者ありで,16名でした.
今年は実の付きが悪く,木の実云々はなく,もっぱら,冬芽のみ.忙しくて斎藤先生のコピーができなかった図を見せていただいたり,参考本の紹介をしていただいたりと暖かくなってきて観察会日和.資料の図を見ながら説明を受けたり,細かく小さく,レンズでのぞき込んで毛の具合をみたり,葉痕や托葉痕を観たり,花芽・葉芽を観たりとかなり細かい難しい観察会でした.[の]
観察した植物
コナラ・コブシ・ナナカマド・ナツツバキ・イロハカエデ・オオシマザクラ・アズキナシ・エゴノキ・ノリウツギ・キハダ・サワフタギ・ミズキ・ウワミズザクラなど

冬芽は斎藤先生
鳥より引き続きの方,新規参加の方など

この時間は日差しも暖かくなってきて
コピーが間に合わなかった資料を見せていただく

図を書く際の注意点道具の説明もあり
コナラの冬芽は夏から付いている.枝先に4・5個5cmくらいの冬芽

ナナガマドは芽鱗の内側に毛がある
オオシマザクラの冬芽には毛がない(ソメイヨシノの冬芽には毛がある)

エゴノキは冬芽が二段構えになっているので,ぱっとみてわかります.と人の教えてあげてください….
ノリウツギは葉痕に特徴がある.葉の痕が接近している.波打つ維管束痕

クリは三角おむすびがある.二列互生
ウワミズザクラの特徴は枝痕があることです

ハシバミの雄花・雌花・葉芽


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