【報告文】
2004年11月23日.千町原の空は雲一つ無い晴天に恵まれました.集合場所の高原の自然館には,9:00前からぽつりぽつりと人が集まってきました.どの人も,作業着に草刈り機やチェーンソーを携え,やる気は満々です.川内会長の挨拶,しらかわからの説明が済み,いよいよ開始となると,ぐんぐんと作業が進んでいきます.「仕事は多人数」と地元の坂井さんがつぶやいていました.今日が最後の営業日となるかりお茶屋にお願いしたお昼ご飯は舞茸ご飯と豚汁.これも好評のようでした.午後からはチェーンソーを使って樹木も伐採.はじめに考えていたほどには進みませんでしたが,千町原の丘の上に立って見おろす景色は,作業前の風景とはかなり違っているようでした.何より,伐採作業に参加されたみなさんにとって,千町原の草原が「意味のある風景」として目に映るようになったようです.飲み物の準備,作業工程,伐採した木や草の処理方法など,計画者の方で至らなかった部分が目につきましたが,これは次回への課題としたいと思います.まずは,千町原を草原にしていくための第一歩.小さな一歩ですが,大きな意味のある一歩を43人の参加者・本部・炊き出し・記録係のみんなで踏み出しました.[し]
今回の記録を荒木則行さんにしていただきました.ありがとうございました.
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