西中国山地自然史研究会 観察会
阿佐山の動植物

【案内文】
芸北東部にある阿佐山では,ブナの二次林が見られ,八幡とは異なる様相を示します.昨年は台風を警戒して中止となった観察会です.ぜひご参加ください.
開催日時:6月19日(日) 9:30〜
集合場所:清流の家
準備:山を歩ける服装,弁当,雨具,双眼鏡,ルーペ,図鑑,メモ,おやつ 等
講師:暮町昌保・佐久間智子
定員数:30人
主催:西中国山地自然史研究会
協力:高原の自然館,芸北文化ホール

【報告文】
昨年は天候の都合で断念した観察会でしたが,今年は好天に恵まれました.集合場所の清流の家には早くから参加者が集い,出発の待ち遠しい感じでした.あいにく昆虫の先生の都合が悪く,植物のみの観察になりましたが,山歩きを堪能しました.カエデ8種をしっかり覚えようとか,チャルメルソウの覚え違い発見が今日の収穫とか,マムシグサの性決定,ハナイカダの実など,充実した観察会でした.[や]

まずは,マムシグサの説明,雄雌性転換や花の構造の違いについて.
タツナミソウ.

しばし休憩.まだまだ先は長い.暮町先生念願のマムシはいなかった.
ツキノワグマのフン.

コアジサイはまだ咲き始め.
山頂までずっと,かなりの頻度であったツクバネソウ.

マムシグサ.これは雄花です.このあとすぐ雌花もあり違いをしっかり確認しました.
「阿佐山には8種のカエデがあります」と,標本を使って特徴の説明. アサノハカエデ・イロハカエデ・コミネカエデ・オオイタヤメイゲツ・ハウチハカエデ・ウリハダカエデ・イタヤカエデ・コハウチハカエデ

「これは何カエデですか?」
カエデの説明を熱心に聞く.

みごとな本数のギンリョウソウ.
ササユリはまだつぼみでした.無事咲いてほしい.

山頂で記念写真.
ハンショウヅル.

コミネカエデ.
おつかれさまでした.お土産は暮町先生の育てたクリンソウ.


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