【報告文】
天気予報は雨でしたが,集合した頃には曇りで,なんとか保ってくれそうな天気でした.講師の和田先生はパワーブックを使って山焼きの状況を説明するところから始められました.昨年焼いた場所を登っていくとずいぶんとササの草丈が低くなっているように感じます.岩倉山の山頂に着くまでにヤマヤナギ,ショウジョウバカマ,スゲの仲間などが咲いていました.山頂からは山焼きの跡を見ながら下ると,昨年までは一面が背の高いササだった場所がきれいに焼けていて,ショウジョウバカマが花をつけていました.第2駐車場までもどり,東で食事をとるころにはすっかりお天気になりました.食事を済ませて車道を登り,第1駐車場まで戻って,今日観察したものを確認して解散となりました. [し]
【参加したみなさんの感想(抜粋)】
「寒かった.」「今後の草原の変化に期待したいと思います.」「焼いた所と焼いていない所の違いが面白かったです.」「経年観測すると面白い.」
【みなさんの印象に残った物】
「ショウジョウバカマの生命力.(2)」「山焼きの面積の広さ.」「今年は焼跡の植物が少なかった.」「昨年の火入れの跡の状況.」「ササとススキの住み分け.」「焼け跡に咲いていたショウジョウバカマ.火入れのしかたでよく焼けているところとそうでないところ.」「草原を守るためにはそれなりの手入れが必要だということ.」「石や木にササなどがまきついていたやつ.(4)」「土の中まで根を枯らすほど熱くないこと.」
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