西中国山地自然史研究会 観察会
小鳥の巣箱づくり

【案内文】
シジュウカラやヤマガラなど,カラ類は,比較的人の近くにも巣をつくります.郵便ポストで巣作りする姿がニュースになったりもします.昨年作成し,八幡にかけられた巣ではヤマガラがたくさんの子を育てていました.あなたの家の前にも巣箱を置いてみませんか?
開催日時:8月20日(日) 9:30
集合場所:八幡小学校
準備:作業のできる服装,ものさし,筆記用具,(あれば)のこぎり,弁当,メモ,おやつ 等
講師:暮町昌保
定員数:30人
主催:西中国山地自然史研究会
協力:高原の自然館,芸北文化ホール

【報告文】
昨年と同じく,シジュウカラとヤマガラの巣箱作りです.鳥の鳴き声を聞かせてもらい,こんな鳴き声の鳥が入りますと説明を受けました.竹の穴をくり抜いた巣箱や古い空洞の木の幹やその他巣材に利用できるものを見せてもらい,さて作業開始.昨年に続き今年も参加の小学生もいて,去年とは違う形の巣箱作り.幼稚園組はお父さんたちが頑張って(?)りっぱな指導の元,完成.兄弟で別々の巣を作る人,兄妹で同じ巣を作る人と,みな思い思いに作業を進めました.ノコギリがなかなかうまく使えずに板が波打ったり,入り口の穴を専用のドリルで空けてもらい,全体の組み立てにかかり,まっすぐ釘を打てなくてドリルで穴を空けてから打ち込んだり,いろいろ苦心の末,比較的みなスムーズに(?)出来上がりました.端材で何か作る人もいて,完成の記念撮影です.[や]

【みなさんの印象に残った物】
「鳥の種により,数mm単位で穴の径が変わること.」「指を打って痛かった.」「普段できないノコギリ等が使えたこと.」「親と一緒に作ったこと.」「巣箱の組み立て.」「小さい子供と一緒に作業して,童心に返って楽しかった.」「巣箱ができてよかった.(4)」「あんなに小さな穴に鳥が入るということ.」「のこぎりやかなづちを使ったこと.(5)」「子どもとのこぎりを引いたり,工具を使った工作をしたこと.」「何回もくぎが出たことです.」

【参加したみなさんの感想(抜粋)】
「すんなり出来ると思った割りには難しく,結局やり直しました.大人が本気になってしまいました.」「毎年たのしみにしています.たのしかった.」「変わった巣を作れた!」「子どもだけで来ると,なかなか難しいです.」「とても上手にできてうれしかったです.(3)」「難しそうだったけど,楽しく活動をしていました.」「久しぶりの大工仕事,楽しかったです.(4)」「巣の入口の大きさで入る鳥が変わるということを知り,驚きました.」「こんどは,くぎをななめにせずにうちたいです.」「講師の説明,対応とも親切でした.」「オオコノハズクの巣箱を教えてほしい.」「来年もやってネ!」「初めて参加したが,雰囲気が良かった.」


「みなさんおはようございます.講師の暮町です.」
「この鳥は2.9cmの穴の巣箱にします。大きすぎるとスズメや他の鳥が入ります.」

「こんな鳴き声を聞いたことがありますか?」
お父さんにノコギリの使い方を習う.

図面どおりにサイズを測り,線を引く.
ノコギリ使いが難しい.

こんな感じに出来上がる,と釘打ちの前に組み立ててみる.
17cm,21cm,21cmと線を引く.

フタを蝶つがいで止めて出来上がり.
みんな立派に完成しました.


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