【報告文】
秋の気配が濃くなってきた八幡に,27人の参加者が集まりました.それに加え,今回はRCCテレビも取材に来て頂きました. はじめに,八幡高原センターのホールで,ビデオやスライドを使いながらの講義を受けました.サツキマスが卵から生まれて,いつマスになり,どのように遡上してくるのか,あるいは降海型と降湖型とアマゴとの違いなど,資料と映像で分かりやすく聞くことができました.さらに,今回はカワシンジュガイについて新しく分かってきたことも教えていただき,非常に内容の濃い講義となりました.その後,実際に川に行ってみると,産卵床やサツキマスの群泳も見られました.また,産卵を終えて死んでいるサツキマスも見つかりました.お昼には観察を終え,高原センターで解散しましたが,帰路でツキノワグマを目撃した人もいたようで,充実した観察会になりました.
高原センターのホールは少し寒かったですね.防寒の案内をすれば良かったと,後で反省しました.参加されたみなさんが,風邪を引いていなければよいのですが...[し]
【みなさんの印象に残った物】
「産卵を終え死んでしまったサツキマスの姿.(3)」「サツキマスの産卵所」「生命の循環ということを強く感じました.カワシンジュガイの生態を学んで.(2)」「サツキマスとカワシンジュガイの関係が分かった.」「サツキマスを広島で初めて見たことですね.あとクマ!!目撃.」「アマゴの雄の随伴.」「サツキマスがゆったり泳いでいるところ.(5)」
【参加したみなさんの感想(抜粋)】
「堰堤で遡上が止められていたのは方法を.」「先生のお話の中にもありましたが人間が少し引く.自然に少し遠慮した生活を考えてゆかないと将来の子供たちに残すものが貧しいものになりそうな気がした.」「サツキマスを見れてよかった.また見たいです.」「身近にある生命の営みに感動しました.」「講師の方の説明が充実していてとても勉強になった.」「長く研究されてきた先生のお言葉には重みがあります.」「小さな里の川でも大きな命の営みがある.それをみんなでノゾキ見してみた.」「自然の営みのすばらしさに感動しました.」
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