【報告文】
心配された前日の雨はすぐ止み,気温も10℃と「暖かい」と思って出かけたのですが,苅尾山の上は強風で,寒い寒い観察会でした. まずはマミジロがさえずっているのを長時間観察しました,マミジロは1000m以上のブナ林に夏鳥として渡来し,ここ4・5年は毎年やってくる鳥だそうです.「チョボイ,ツルリー」と一声ずつ鳴くのが特徴だそうです.ヒガラ,クロツグミを見た人もいたようですが,ほとんどの人は鳴き声だけを聞きました. 場所を変えて今度は雪冷水より車道を下りました.「青いのを見に行きましょう」と誘われて行くと,コルリの鳴き声を聞きましたが,姿はみられません.現れたマヒワの群れは,今から朝鮮半島経由でシベリアに帰る冬鳥だそうです.オオルリ・キビタキも鳴き声だけで残念でしたが,ミソサザイは今年も目の前でさえずってくれました.その他観察したのは,シジュウカラ・ゴジュウカラ・(声のみ)アカショウビン・ウグイスでした. 鳥の観察会ではマイクを使うわけにもいかず,早朝のため気温も上がらず,なかなか大変でしたが,その分色々な鳥に出会えました.[や]
今回は集合時間の連絡ミスがあり,遅くに到着した方々にはたいへん失礼しました.
【みなさんの印象に残った物】
「間近にミソサザイを見たこと.」「マミジロの姿と声.(4)」「コルリの声を確認.」「ここでしか見れない鳥が見れたこと.」「マミジロ・マヒワ・ミソサザイなど「ハッキリ」見えすごくよかった.」「新緑.」「マミジロ,コテングコウモリ(2)」「最後にミソサザイがよく見れました.マミジロのまゆ毛も印象的でした.」
【参加したみなさんの感想】
「さえずりがすごい.」「寒かったが楽しかった.」「寒かった・・・.(5)」「朝早くからですが,鳥についていろいろ教わり,いろいろな声を聞き良かったです.」「寒かった.5月とは思えないほど.」「寒かったけれど,久しぶりに来て良かったです.」「今日はいくつか鳥の声を覚えられて良かったです. 前半解説が聞きにくかったのが残念・・・.」「上野先生の説明は面白かった.」
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