カキツバタ
アヤメ科 アヤメ屬
Iris laevigata
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湿地に生育する多年草.全国的に絶滅が危ぶまれており,広島県では芸北町のみに自生する.外花被片の中央基部に白い斑紋があること,葉の中脈が目立たないことなどでアヤメ・ノハナショウブと区別できる.八幡を代表する花である.

<学名の由来>
I- ; ギリシア語の虹.
l- ; 平滑の,平坦になった.

<同定のポイント>
アヤメは外花被片に網目模様が入り,ノハナショウブは外花被片の筋が黄色いのに対し,カキツバタでは外花被片に白い筋が入る.

<ノート>
八幡湿原を代表する花.多くの自生地が消えてしまったが,それでも初夏にはこの紫が一帯を彩る.アヤメの仲間は互いに似ているが,花の白いすじや湿地に咲くことで見分けられる.

アヤメ 属の植物

アヤメ屬 Iris

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咲いている季節
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
生息環境
湖沼・湿地 草地・路傍 二次林 原生林

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