【報告文】
今回も夏の調査同様,ぶなの里で懇親会を開きました.13人の調査参加者とぶなの里のみなさんなどでおいしくごちそうを戴きながら,植物談義に花が咲きました.話は八幡の自然再生から八幡の将来,はては匹見の植物,来年の観察会までどんどん広がり,とても有意義な懇親会だったと思います. その翌日は,タープを打つ雨の音で目覚めました.実は,参加者の山場さん,コミヤ君と共にハンモックを使って野営していたのですが,調査を不安にさせる目覚めでした.それでも18名の参加者は元気に自然館に集まってきます.はじめに自然再生事業や調査の目的について説明した後,早速現地に向かい,調査開始です.今回は,ある程度杭を立てて目印を作っておいたのですが,どうしても見つからないプロットもありました.また,種数が増えて時間がかかった斑もありました.ただ,参加者の皆さんも調査に慣れてきて,調査自体は順調に進んだように思います. 昼食を挟んで,午後からは恒例の同定大会と標本作りです.調査の専門家,大竹さんに標本の作り方を解説して頂き,取ってきた標本を同定しながら押しました.一通りの作業が終わる頃,再びの雨音に「そういえば降らなかったなぁ」と気付いた次第です.[し] |